吹田市竹見台の訪問看護。さつき訪問看護ステーションです。

平成28年7月11～13日　作業療法地域実習(川原慎)

7月中旬の3日間、作業療法学科の学生2人が地域実習に来ていました。
3日間という短期間の実習で学生方に何を感じ、どう学んでもらうか。
施設・スタッフからは何をどう伝えていくのか、それらに悩まされた3日間でした。

今回の実習のみで訪問リハビリ、訪問看護を理解し尽すことは困難だと思いますが、「入院している方はいつか自宅に帰り生活する、そのことを念頭に病院でのリハビリを行ない、地域ではよりその方の生活に寄り添ったサービスを提供する。
そして多職種と連携し一貫した方向性の下、サービスを展開していく」ということは学んでもらえたのではないかと思います。
作業療法士としての専門的な評価や徒手的アプローチの技術は勿論大切なことだと思います。
しかし、それ以上に患者さん、利用者さん、御家族さんとの関わり方を経験し、今後作業療法士として働きだす際の基盤を構築していく方が大切ではないでしょうか？(価値観の押し売りかもしれませんが…）

今回の実習で浮き出た施設・スタッフの問題点を踏まえ、次回の実習ではより良い経験を学生方に積んでもらえるよう今から対策を練らねば…ですね。
学生さん、お疲れ様でした。

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